本サイトはプロモーションが含まれております。

不動産売却はどこがいい?おすすめランキングTOP12!大手・中小の違いも解説!
今回は不動産売却について、おすすめな業者をランキング形式でご紹介します。また、不動産を売却する会社の選び方のポイントや、大手・中小の違い、買取と仲介の違いや不動産売却の流れについても解説します。不動産売却におすすめな業者を早く知りたいという方は、以下にTOP4を表でまとめていますのでぜひご覧ください。

業者名 特徴
三井のリハウス 大手のため安心感がある。
売却時に、住宅設備の動作確認・建物状態の調査を無償で行うサービスあり。事前調査で問題のなかった設備や建物状態に、引き渡し後の不具合があった際、費用負担も可能。
カイトリー マンション専用の簡単スピード査定サイト。最短3日で買取による現金化も対応。(※1)
ノムコムの不動産無料査定 大手「野村の仲介+」の営業担当者が対応する不動産売却の無料査定。買換時に、一定期間内で売却ができなかった場合、事前に約束した金額で買取してもらえる買換保証あり。(※2)
ラクウル 訳あり物件の買取専門。自社買取のため仲介手数料不要。

※1)お部屋の状況や諸条件によって異なります。
※2)専属専任媒介契約の締結が条件です。

不動産売却はどこがいい?おすすめランキングTOP12!


早速、不動産売却はどこがいいのか、おすすめ業者をランキング形式でご紹介します。

主な選定基準として、以下を考慮しています。
  • 実績の豊富さ(査定や取引の件数は多いか)
  • 対応エリアの広さ(全国各地どのくらいのエリアを網羅しているか)
  • 評価の高さ(満足度などの評判はよいか)
ぜひ、不動産売却業者選びの参考にしてみてください。

三井のリハウス


(画像引用:三井のリハウス

1位は、三井のリハウスです。

三井のリハウスは、1975年に売買仲介業務を開始して以来、累計取扱件数が100万件を達成しています。

三井不動産アルティグループの子会社です。

1986年度から2022年度の37年間、全国売買仲介取扱件数はNo.1となっています。

全物件隅々まで現地調査を行っている点が特徴です。

顧客満足度は2022年度の取引顧客へのアンケートにて、97%となっています。

2021年度成約者実績では、3ヶ月以内の売却成約率が75%です。

2023年4月6日時点で、全国に287店舗を地域に根差した規模で展開しています。

必ず宅地建物取引士が責任を持って対応してくれるので安心感があるでしょう。

売主にとっても買主にとっても安心した取引となるよう、「360°サポート」という取り組みを行っています。

詳しい内容は、以下のとおりです。
  • 無償で給湯器やガスコンロなどの住宅設備の動作確認や、雨漏り・シロアリの害などの建物状態の調査を行う。
  • 事前調査で不具合のなかった箇所で、引き渡し後にエアコンや給湯器などが故障したり、雨漏りや給排水管・排水桝の故障などの建物の契約不適合が見つかった場合、修理・交換・補修・駆除費用を負担する。

三井のリハウスの会社概要


会社名 三井不動産リアルティ株式会社
所在地 東京都千代田区霞が関3丁目2番5号
設立年月 1969年7月
資本金 200億円

売却前~売却後も安心サポート



ノムコムの不動産無料査定


(画像引用:ノムコム

ノムコムは、不動産売却の無料査定を行ってくれます。

2022年9月~2023年2月の間に取引があった人へのアンケート調査で、ノムコムとの取引についての総合的な満足度は94.6%でした。

また、営業担当者としての総合的な満足度は95.6%となっています。

買換を検討している場合、専属専任媒介契約の締結を条件に買換保証の利用が可能です。

ノムコムでは、一定期間内(原則90日~1年以内)に売却ができなかった場合に、あらかじめ約束した金額で買取してもらえます。

また、買換保証を利用する際、自宅の売却完了までの間、住み替えに必要な資金を一時的に融資してもらえる「つなぎ融資」もあります。

ノムコムでの問い合わせについては、野村の仲介+の営業担当者が対応してくれるので安心です。

ノムコムの会社概要


会社名 野村不動産ソリューションズ株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号
新宿野村ビル
設立 2000年11月
資本金 10億円

ラクウル

(画像引用:ラクウル

ラクウルは、訳あり物件の買取専門の業者です。全国の訳あり不動産に対応してくれます。

訳あり物件は相場よりもかなり低い買取金額となってしまうことも多いです。

ラクウルでは、新築建売やリフォーム・中古売買・賃貸管理などの幅広い分野で事業を行っているので、高価買取を実現できます。

ラクウルでは不動産業者を仲介しない自社買取となるので、仲介手数料などの諸費用はかかりません。

事故物件や再建築不可物件、共有持ち分物件に違反建築物件、債務整理物件・長屋連棟式物件・立ち退き物件や紛争物件なども買取可能です。

ラクウルの会社概要


会社名 株式会社ネクサスプロパティマネジメント
所在地 東京都港区赤坂3丁目11-15 VORT赤坂見附5F

訳アリ不動産も高価買取

カイトリー


(画像引用:KAITRY

カイトリ―は、マンションの売却を検討している人向けの簡単スピード査定サイトです。

AIで不動産価格を査定してくれます。マンション名を入力すると、価格をチェックすることができます。

買取対象エリアは、以下のとおりです。

北海道・宮城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県・滋賀県・京都府・兵庫県・大阪府・広島県・山口県・福岡県・佐賀県・熊本県・沖縄県

カイトリーは1社により運営されているので、売主の情報が複数の業者に伝わることはなく、各社から営業電話がかかってくることもないので安心です。

査定価格での買取にも対応してくれます。カイトリーでの買取では、時間や手間のかかる売却活動や見学対応は一切不要なので、最短で3日で現金化も可能になっています。(※)

※お部屋の状況や諸条件によって異なります。

2022年度の実績での査定件数は約23,000件、買取実績数は約1,200件となっています。

2022年2月のインターネット調査によるサイトのイメージ調査で、以下の評価を獲得しました。
  • AI不動産査定サイト査定スピード満足度 第1位
  • 安心・信頼できるAI不動産査定サイト 第1位
  • AI不動産査定サイト売却査定満足度 第1位
カイトリーでは、グループ会社が直接買取を行うため、不動産仲介会社を経由せず、仲介手数料は発生しないようになっています。

カイトリーの会社概要


会社名 株式会社カイトリー
所在地 東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館12階
設立 2020年6月

 

イエウール


(画像引用:イエウール)イエウールは、完全無料の不動産の一括査定サイトです。

2023年1月時点の不動産の一括査定サイトに関するランキング調査((株)東京商工リサーチ調べ)にて、以下の評価を獲得しました。
  • 利用者数 月間2万人を突破でNo.1
  • 査定対応エリア数 47都道府県対応でNo.1
  • 接続不動産会社数 2,000社を突破でNo.1
大手から地域に密着した地場企業、不動産投資が得意な企業など、優良不動産会社の査定を受けることができます。

物件種別を選択し、物件のエリアや住所を選択し、アンケートに答えていくと査定依頼を行えます。
公式サイトで詳細を見る

HOME4U


(画像引用:HOME4U)

HOME4Uは、NTTデータグループが運営する国内最大級の不動産情報サイトです。

不動産の売却や購入、資産活用をサポートしてくれます。不動産売却では、不動産の一括査定依頼ができます。

一度に最大6社の不動産会社へ査定依頼が行えます。提携先である1,800社の優良企業のみに査定依頼が可能です。

また、HOME4Uには、宅地建物取引士の資格を有するスタッフが多数在籍しているので安心です。

日本最大級★一括査定

公式サイトで詳細を見る

SUUMO不動産売却


(画像引用:SUUMO)

SUUMO不動産売却は、複数社に一括で査定依頼できる無料査定サービスです。

SUUMOの不動産一括査定では、大手不動産会社から地元に強い不動産会社まで幅広い会社が掲載されています。

1回の情報入力で、複数会社の対応と査定額を比べることができます。

2021年のアンケート調査で、利用者満足度は91%となっています。

複数社へ査定依頼することで、実際に500万円以上の差額が出た実例もあります。

すまいValue


(画像引用:すまいValue)

すまいValueは、安心と実績の大手6社で不動産を一括査定できるサイトです。

野村の仲介+・三菱地所ハウスネット・東急リバブル・住友不動産販売・小田急不動産・三井のリハウスの6社で査定することができます。

全国全国875店舗対応(※1)を記録し、査定依頼件数は77万件を突破(※2)しています。

※1)2023年4月10日時点(賃貸専門店舗を含む)
※2)2016年10月サービススタート時から2023年5月時点までの集計

2022年度の実績では、6社合計で11万件以上の売却を行っており、売却成約率は79.7%、平均売却期間は2.7ヶ月となっています。

2019年4月1日~2022年3月31日にすまいValueで媒介した人を対象にしたアンケート調査では、安心感95.5%となっています。

それぞれの会社の成約時・成約後のサポートも充実しており、安心して取引することが可能です。

東急リバブル


(画像引用:東急リバブル)

東急リバブルは、安心な大手不動産会社であり、公式サイトで無料査定を行っています。

スピードAI査定では、一戸建てや土地の査定も可能です。

買取では、東急リバブルが直接購入してくれるので、早期現金化が可能であり仲介手数料は不要です。

特に買換で定められた期日までに現金化が必要な場合でも、契約条件によっては希望の期日に合わせて現金化できます。

また、ホームページや新聞折込広告、住宅情報誌へ掲載したりすることなく、直接購入してもらうことで周囲に知られずに売却できます。

クリーニングやリフォームは必要なく、直接購入なので購入希望者による内見などもありません。

年間の売買仲介取扱件数は、2022年度の実績で29,577件となっています。

住友不動産販売


(画像引用:すみふの仲介 ステップ)

住友不動産販売のステップ(すみふの仲介 ステップ)は、無料で査定依頼することができる住友不動産販売のサイトです。

査定したい物件について情報を入力すると、売却査定額が分かります。

その他、物件周辺の相場や、物件周辺の購入希望者数を調べることも可能です。

自宅の査定価格や売却時の費用について知りたい場合におすすめです。

さらに、無料で売却相談にも対応しています。

実家の売却や、介護施設・老人ホームへの入所にともなう自宅売却を相談したい場合などにも良いでしょう。

また、戸建ての売却において、「ハウスクリーニング」か「庭木の手入れ」いずれかを負担してもらえるサービスがあります。

マンションの売却では、水回りのハウスクリーニングや、壁や床の補修にまつわるサービスなど、様々なサポートを受けられます。

野村の仲介+


(画像引用:野村の仲介+)

野村の仲介+は、野村不動産グループが行っている仲介事業です。

取引に関する総合的な満足度は94.6%(※)と高く評価されています。

※2022年9月~2023年2月の間に野村の仲介+で取引し、アンケートにて「大変満足」「満足」「普通」「やや不満」「不満」の5項目のうち、「大変満足」「満足」と回答したユーザーの割合

野村不動産グループが培ってきた総合力で、売却をサポートしてもらえるため安心です。

また、売却サポートも充実しています。

住宅設備に関しては、専門家が検査・補修を行い、万が一引き渡し後に不具合があった際にも補修を受けられます。

売却準備の際には、プロの手を借りて部屋の片付けやクリーニングを行えるため、魅力的な撮影を行いたい人におすすめです。

センチュリー21


(画像引用:CENTURY21)

センチュリー21では、無料で不動産の売却査定をしてもらうことができます。

2023年3月末時点で全国1,008店舗の加盟店があり、複数の店舗に対して査定依頼が可能です。

公式サイトから住所や広さなどの不動産情報を入力すると、加盟店各社が査定価格を算出し、入力した連絡先に査定価格を提示してくれます。

物件の所在地や種類、特徴に応じて対応可能な加盟店が表示される仕組みです。

売却査定を依頼したい加盟店を選択すると、査定結果がもらえます。

また、リースバックサービスである「売っても住めるんだワン」を利用することも可能です。

自宅に住んだまま売却し、賃貸として住み続けたい人はご注目ください。

不動産売却時は複数査定がおすすめ


不動産売却におすすめな業者をご紹介しましたが、不動産売却では複数査定してもらうことがおすすめです。

大手か地域密着型か、会社の規模に限らず、複数査定依頼をしてもらうようにしましょう。

不動産売却では、業者によって大きく査定額が変動する可能性があります。

また、物件によっては売却に強い不動産業者が変わったり、より信頼できる会社や担当者と出会える場合もあります。

複数査定依頼をした上で、しっかり比較検討する形がおすすめです。

不動産売却時に利用する不動産会社の選び方


続いては、不動産売却時に利用する不動産会社の選び方についてご紹介します。

売りたい不動産と似たような売却実績が豊富にあるか

1つ目のポイントは、売りたい不動産と似たような不動産の売却実績が豊富にあるかということです。

不動産会社の中でも、賃貸の取り扱いが多いところもありますので、売買に力を入れている不動産会社を選びましょう。

広告を見て、売買物件が豊富に掲載されているような不動産会社がおすすめです。

また、不動産会社によっては、売却が得意な不動産の種類が違っていることも多いです。

例えば、戸建ての売却実績が豊富な会社もあれば、マンションの売却実績が豊富な会社もあります。

自分の売りたい不動産と、エリアや築年数、間取り・広さが似ている物件の売却実績がないか調べてみることも1つの手段です。

また、査定時には、売りたい不動産になるべく近しい条件の売却実績をまとめてもらえないか、相談してみるとよいでしょう。

売りたい不動産がある地域の実情に精通しているか

2つ目のポイントは、地域の実情に精通している不動産会社かどうかということです。

不動産売却にあたっては、その地域のニーズをしっかり理解していることも重要なポイントになります。

全国に支店があるような大手不動産会社に依頼すると、安心感を得られるような気がするでしょう。

しかし、場合によっては、地場の不動産会社に依頼した方が、上手くスムーズに売却してくれることも大いにあり得ます。

地域のニーズに合った売り出し方ができる不動産会社を選ぶことが重要です。

その地域での売却実績が多く、対象となる不動産から近しい位置にある会社を選ぶと、地域に精通している可能性が高いでしょう。

売却する際にも、地域の強みを理解している会社の方が、購入希望者により魅力的なアピールが期待できます。

購入希望者にとっても、物件を購入する安心感につながるでしょう。

担当者の対応が誠実でスピード感があるか

3つ目のポイントは、担当者の対応が誠実でスピード感があるかということです。

不動産売却では、会社を選ぶことも大事ですが、担当者の良し悪しや相性も大きく影響する場合があります。

特に仲介で売却する場合は、それなりに長い期間対応してもらうことになるため、担当者の誠実さや対応のスピード感は重要です。

査定や売却相談などの際に、担当者と積極的にコミュニケーションを取ることで、信頼できるか否かを判断してみましょう。

売却にあたって参考になるアドバイスを細かくくれるような担当者の場合は、より良い条件での売却につながることもあります。

また、電話やメールなどで問い合わせた時でも迅速で的確に対応してくれるかもポイントです。

自分と相性の良さそうな担当者かどうか、見極めましょう。

ネット広告を十分にやっている会社か

4つ目のポイントは、ネット広告を十分にやっている会社かどうかということです。

最近では、不動産購入希望者はネットで情報収集をする機会が多くなっています。

ネットで情報を得てから、不動産会社に連絡を取り、現地の物件で待ち合わせの上見学するようなケースが増えています。

そのため、ネット広告を十分に行っている会社の方が買い手に物件情報が伝わりやすく、良い条件で早く売却を進められるでしょう。

ポータルサイトや不動産会社の公式サイトを確認して、魅力的な内容になっているかどうかを確認してください。

査定根拠は明確で納得できるか

5つ目は、査定根拠が明確で納得ができるかということです。

先にも触れましたが、不動産会社によって査定額は大きく変わる場合があります。

査定額は、売却時の目安になる価格です。

査定額に近しい価格で売るためには、どの程度その不動産会社が市況を正確に把握し、高値で売ろうとしてくれるかにかかっています。

しかし、査定額が高すぎると、いつまでたっても売れ残ってしまう可能性があります。

場合によっては、不動産会社が、自社と契約してもらいたいがために査定額を高くすることもありえます。

逆に、次々とスピーディに売却を進めるため、査定額をあえて安くするケースも見られます。

査定額がどうしてそのような金額になったか、根拠を理論的に説明し、納得できる不動産会社かどうかを確認しましょう。

免許番号と行政処分情報を確かめる

6つ目は、免許番号と行政処分情報はどうかということです。

不動産売買の仲介をするには、宅地建物取引業の免許が必要となります。

全国展開をして、複数の都道府県にまたがり支店がある不動産会社では、国土交通大臣の免許を持っています。

一方、地域に根差した不動産会社では、各都道府県知事の免許を保持しています。

国土交通省が公開する「建築業者・宅建業者等企業情報検索システム」を使うと、免許がある宅地建物取引業者の情報を検索できます。こちらのシステムを利用して、各不動産会社の免許番号を検索してみましょう。

免許番号は「国土交通大臣免許(2)〇〇〇号」「東京都知事免許(3)〇〇〇号」というような形式になっています。()内の数字は、免許の更新回数を示しています。

宅地建物取引業では、免許の更新は5年ごとです。

そのため、()内の数字が大きくなるほど、長く宅地建物取引業に携わっている不動産会社であるという目安になります。

しかしながら、経験が長ければ必ずしも信頼できて力のある不動産会社という訳ではありません。

更新回数が少なくても優秀な担当者がいる不動産会社もありますので、参考程度に確認してみましょう。

また、「建築業者・宅建業者等企業情報検索システム」では、その会社の行政処分履歴についても公開しています。

過去に行政処分を受けたことがないかどうかも、確認してみましょう。

ただ、過去に行政処分を受けていても、既に改善済で問題のない会社もあります。

あくまで1つの目安として、考慮するようにしましょう。

不動産売却におすすめなのは大手or中小?違いも解説


続いては、大手の不動産会社と中小の不動産会社の、どちらが売却におすすめかについてまとめます。

大手と中小の違いについても解説します。

大手の不動産会社の特徴

まず最初に、大手の不動産会社の特徴についてご紹介します。以下のとおりです。
  • 買主から認知されやすい
  • ブランド力があり買主が付きやすい
  • 売却にあたっての補償やサービスが充実している
  • 販売元だったので依頼しやすい
  • 支店の位置が不動産から遠い場合がある
  • 必ずしもエリアに精通した担当者が付くわけではない
  • 対応がマニュアル化されていて、融通の利かない場合がある
  • 囲い込みにされてしまう可能性がある
大手不動産に依頼するメリットとしては、ネットワークが広く宣伝力があることが挙げられます。

買主から認知されやすいことや、ブランド力があって安心感があるため、買主が付きやすいでしょう。

また、大手ならではのサービスも充実しています。

ハウスクリーニングや修繕、インスペクション(不動産の診断)や既存住宅売買瑕疵保険などを受けられる場合も。

費用を節約しながら、安心して売却を進めることができる点もメリットです。

一方、デメリットとしては、売却したい不動産の位置によっては支店が遠くなってしまうこともあります。

大手では支店間異動もあるため、担当者が地域に詳しくないケースもあるでしょう。

その他、大手ではマニュアルどおりの対応が徹底されているため、物件ごとの臨機応変な対応は難しい場合も考えられます。

担当者の独断で何でも決定できる訳ではなく、会社への確認が必要となることから、返答に時間を要する可能性も。

さらに、大手では購入希望者も多く抱えているため、囲い込みをされるケースもあるでしょう。

売主と買主の両方と契約を結びマッチングさせる、いわゆる両手取引を目指すことが影響しています。

両方と契約できれば、仲介手数料を双方から得られるため、より多くの利益を獲得できます。

囲い込みをされてしまうと、より良い取引につながらない場合もあります。

不動産に売却を依頼する際には、「囲い込みが不安」などと伝えるだけでも抑止力となるでしょう。

中小の不動産会社の特徴

次に、中小の不動産会社の特徴についてご紹介します。以下のとおりです。
  • 地域密着型であり、地域の実情に精通している
  • 地域にパイプがあり、早期売却につながる場合もある
  • 融通が利きやすく、相談や要望を叶えてくれることもある
  • 買主が付きにくい物件でも対応してもらえることがある
  • 買主から認知されにくい
  • 担当者の力にバラつきがある
中小の不動産会社に依頼するメリットは、地域密着型で地域の実情に精通している点が挙げられます。

地域での売却実績も十分にあることが多いでしょう。

土地勘のない買い手に対しても地域の情報を詳しく説明できるため、買い手が安心して購入を決められます。

また、地域にパイプがあることから、物件を紹介できるコネクションを多く持っている可能性があります。

買主探しのスピード感が期待できるでしょう。

大手と比べると、中小の方が顧客の希望に合わせて柔軟に対応してくれたり、相談や要望を叶えてくれたりすることもあります。

その他、大手では事故物件などの訳あり物件や、変わった不動産などの売却が難しい物件、売却できても利益が少ない物件などは対応してもらえないことも。

そのような物件でも、中小ならば対応してもらえる可能性が高いです。

一方で、中小は大手に比べてブランド力や広告力で劣ってしまう部分があり、買主から認知されにくい点はデメリットといえます。

また、中小では社内で担当者の能力に差がある場合も多く、売却がうまく進まないこともあるため注意が必要です。

おすすめは大手か中小かだけでは決められない?

大手と中小の特徴と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

前述のとおり、不動産売却にあたって大手か中小どちらがおすすめかというのは、端的に判断しにくい部分があります。

大手か中小かは判断基準の1つとして、特徴を踏まえた上でどの不動産会社に依頼するか、これまでのポイントを参考に比較検討しましょう。

特化型不動産会社とは

大手か中小かという視点で比較をしてきましたが、特化型不動産会社を選ぶという選択肢もあるので、ご紹介します。

特化型不動産会社とは、農地や山林、事業用物件などの特殊な不動産を専門に取り扱う不動産会社のことです。

特殊な不動産は、一般的な中小の不動産会社や大手不動産会社では売買の経験が少なかったり、取り扱いをしていなかったりする場合があります。

特殊な不動産の売却を考えている場合には、特化型の不動産会社を利用することもよいでしょう。

不動産売却の方法は仲介?買取?メリット・デメリット


続いては、不動産売却の方法について、仲介と買取それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

状況によって、仲介と買取どちらが良いか異なりますので、下記を参考に売却方法を検討してみてください。

仲介のメリット・デメリット

まず、仲介のメリットとデメリットをご紹介します。

仲介とは、売主と買主を不動産会社が仲介して販売、引き渡しを行う方法です。

仲介で売却を行うメリットとしては、市場価格で売却できるので比較的高く不動産を売却できる可能性が高いということです。

購入希望者がいれば、より高い金額で売却することもできます。

デメリットは、購入希望者がなかなか現れず、売却できるまでに時間がかかる場合もあるということです。

仲介で売却する場合、売れるまでに3~6ヶ月程度かかってしまうことが多くなっています。

買取のメリット・デメリット

次に、買取とは、不動産会社に直接買い取ってもらうことで売却する方法のことです。

買取で売却するメリットは、直接取引なのですぐに現金化できるということです。

最短で数日~長くても1ヶ月程度あれば売却を完了できます。

また、直接取引なので仲介手数料がかからないということもメリットといえます。

一方デメリットとしては、買取の場合はいわゆる下取りのような取引となるので、仲介で売却する場合と比べると売却金額が安くなってしまう点に注意が必要です。

デメリットは、買取はいわゆる下取りのような取引となるため、仲介で売却する場合に比べ売却金額が安くなる点が挙げられます。

目安としては、仲介での売却の7~8割程度の金額になると考えておくと良いでしょう。

リースバック

不動産の売却方法には、仲介や一般的な買取の他、リースバックという方法もあるのでご紹介しておきます。

リースバックとは、買取の売却方法の中の1つで、買取してもらった後賃貸でその不動産に住み続けることができる方法のことです。

例えば、以下のようなシーンで、リースバックは重宝されるサービスです。
  • ローン返済が難しくなったけどその家に住み続けたい場合
  • 周囲に売却を知られずに現金化したい場合
メリットとして、賃貸であることから、固定資産税の支払いや、災害時の修繕費などが不要になる点が挙げられます。

将来的に、資金があればまた買い戻すことも可能なケースもあるでしょう。

一方で、デメリットもあります。

売却金額が市場価格より低くなったり、賃貸住まいの賃料が相場より高くなったりする可能性が考えられます。

任意売却

任意売却という方法もあるのでご紹介しておきます。

任意売却とは、住宅ローンの返済ができず、売却してもローンの残債を全て支払えない場合に利用する売却方法です。

任意売却では、住宅ローンを組んでいる金融機関など(売却したい不動産の抵当権を持っている債権者)に承諾を得る必要があります。

そのため、通常の仲介による売却と異なり、手続きが複雑になります。

任意売却をしたい場合には、その経験が十分にある不動産会社を選ぶようにしましょう。

任意売却を行う際には、住宅ローンの滞納がすでにある程度発生していなければ認められないケースが多いです。

信用情報に傷が付いてしまうというデメリットがあります。

今後新しいローンを組んだり、クレジットカードを作ったりしたい場合に、審査で落ちてしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

不動産売却の流れ


続いては、不動産売却の流れについて簡単にご紹介します。

不動産探し・査定

不動産売却をしたい場合、まず最初に売却する不動産会社を探すことから始めます。

自分で1つずつ不動産会社を探すか、一括査定サイトを利用するなどして査定を依頼したい会社を探し、査定を依頼します。

査定方法の種類(1)簡易査定

不動産の査定方法にはいくつか種類があります。1つ目の査定方法は、簡易査定です。

簡易査定とは、机上査定とも呼ばれる方法で、実際に不動産を見ることはせず、資料をもとに査定する方法を指します。

条件が類似する物件の、過去の成約例をもとに査定を行うため、物件の相場価格を知る際の参考になります。

しかし、実際に物件を見ている訳ではないことから、精度はやや低くなります。

査定方法の種類(2)訪問査定

2つ目の査定方法は、訪問査定です。

簡易査定で相場を確認したら、仲介を依頼したい不動産会社に訪問査定を依頼します。

訪問査定とは、実際に不動産と周囲の土地や環境など細かい部分まで見た上で行う査定です。

30分から1時間程度の時間をかけて行います。

まずは簡易査定を行ってもらった上で、訪問査定を依頼する不動産をいくつかに絞って依頼すると良いでしょう。

査定方法の種類(3)AI査定

3つ目の査定方法はAI査定です。過去の類似物件の取引からの膨大な累積データを基に、AIが査定を行う方法です。

結果をすぐ知ることができます。まずは自分の所有する不動産の価値の相場を知りたい場合などにおすすめの方法です。

契約

査定を依頼し、実際に契約したい不動産会社を見つけることができたら、契約をします。

契約方法にも種類があるので簡単にご紹介します。

契約方法の種類(1)一般媒介契約

1つ目は、一般媒介契約です。一番自由度が高い契約の方法になります。

複数の不動産会社に同時に依頼することができ、買主を自分で探すことができます。

なお、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営する「レインズ」というコンピューターネットワークシステムに不動産会社が行う登録は任意です。

一般媒介契約は、他に契約している不動産を開示する「明示型」と、開示しない「非明示型」があり、売主側で選択可能です。

自由度は高く、高い売却金額を目指すことも可能ですが、売却までの時間がかかることもあります。

売却までに時間がかかっても良いので、少しでも高く売りたいというような人におすすめな契約方法です。

契約方法の種類(2)専任媒介契約

2つ目は、専任媒介契約です。

専任媒介契約とは、依頼できる不動産会社は1社となりますが、自分で買主を探し、不動産会社の仲介なく直接取引ができる方法です。

契約日の翌日から7日以内にレインズへ登録を行う必要があります。

複数の不動産会社と契約して売却活動をする余裕がない人や、早めに売却を終わらせたい人におすすめな契約方法です。

契約方法の種類(3)専属専任媒介契約

3つ目は、専属専任媒介契約です。

専属専任媒介契約とは、依頼できる不動産会社は1社となり、自分で買主を探して不動産会社の仲介なく取引することは認められていない方法です。

契約日の翌日から5日以内にレインズへの登録を行う必要があります。

制限が厳しい分、より積極的に売却活動を行ってもらえることが多いので、売却難易度の高い物件の場合におすすめな契約方法です。

不動産売却のQ&A


最後に、不動産売却でありがちなQ&Aについてまとめます。

不動産業界の売上高ランキングは?

不動産業界の売上高ランキングをご紹介します。

2023年のリビンマガジンBiz調べによる2022年11月期までの売上高・営業利益・前期売上高との比較によるランキングは以下のとおりです。

会社名 2022年11月期売上高(百万円)
1位 三井不動産 2,100,870
2位 三菱地所 1,349,489
3位 東急不動産ホールディングス 989,049

(引用:リビンマガジンBiz)

不動産会社を1社に決められない時はどうすればいい?

複数の不動産会社に査定を依頼したものの1社に決められない時は、一般媒介契約で複数の会社と契約してみると良いでしょう。

実際に売却活動をやってみて、一番良さそうな不動産会社で売却を進めることができます。

不動産一括査定ってどう?

不動産一括査定サイトを利用してみたいけど、やり取りが面倒なのではないかと思う人も多いのではないかと思います。

確かに、複数の不動産会社とやり取りをする必要があるので少々の手間はかかります。

しかし、先にもご紹介したとおり、不動産の売却では複数の会社に査定依頼をする方がおすすめです。

情報を一度入力すれば複数の会社から査定をもらうことができるという点では、一括査定サイトを利用するのは便利といえるでしょう。

一括査定を依頼する際は、大手だけでなく、中小や実際の物件に近い不動産会社なども対象に含めましょう。

できる限り様々な特徴のある会社に依頼をする方が、より参考になるでしょう。

一括査定サイトを利用した上で、他にも気になる不動産があれば、個別に査定依頼をすることもおすすめです。

まとめ


今回は、不動産売却におすすめな不動産会社のランキングや、不動産会社の選び方などについて詳しくご紹介しました。

不動産の売却は人生で何度も経験することではなく、大きなお金が動くため、納得の上で進められると良いですね。

一般的におすすめな不動産会社についても、ランキングでご紹介しました。

おすすめな不動産会社は、物件の条件や売却したい状況によっても変わってきます。

あなたにぴったりな不動産会社はどこなのか、ぜひ今回の記事を参考に比較検討を進めてみてください。

また、売却の方法を仲介にするか買取にするか、契約の方法をどうするかについても、検討してみましょう。